体力の限界を感たときに取るべき対策とは?

ハードな仕事も多い介護士の現場は、上手にバランスを取らないと体力的な限界を感じて、仕事を続けられなくなってしまうことがあります。そうなる前に、体力的にちょっとキツイなと感じたら早めに対処すべきです。

まず、そのことを他の人に相談してみましょう。長年介護士として働いている先輩に、どうやって負担を軽減しているのかを尋ねてみたり、上司に少し負担の少なめな業務を割り振ってもらったりできないか相談してみると良いでしょう。話すだけでも心が楽になることもありますので、溜め込まずに周りの人を頼ることは大事です。

そして、自分の業務の仕方を見直してみましょう。たとえば、身体介助をする時に、無理な態勢を取ったり、焦ってとにかく早く仕事を終わらせようとしたりしていないかチェックします。身体介助は正しい姿勢を取ることや、上手に福祉用具を使うことで、かなりの程度身体的な負担を減らせます。また、力をあまり使わずに利用者さんの体を起こすやり方もありますので、こうした技術を学ぶことも大事です。

その上で、同じ介護の仕事でもより負担の少ない施設、職種がないか探してみることもできます。今、夜勤をしていて疲れが溜まっているのであれば、日勤のみの職場に転職できないか検討してみましょう。また、サービス付き高齢者向け住宅など、全体的に介助ケアの負担が少ない職場を探すこともできます。長く介護士としての仕事をしていくためにも、体力を使わずにできる職場を見つけるというのはとても大事なことです。これ以外にも対策を考えられますが、紹介しきれないので参考サイトをご参照ください。